「片付けられない」にも理由があった

パートナーシップ

あなたは片付けは得意な方ですか?

今は整然としていても、
小さい頃、自分の部屋やスペース、机の上が
どんな状態だったか思い浮かべてみてください。

え?今も余り変わりが無いですか?


片付け具合と、脳の中

これは、紛れもなく相似形です。

ごちゃごちゃ物が多く片付けが行き届いていない家
=思考がまとまらず、混乱している脳内

一時的に、片付け方を学んでも
直ぐにごちゃごちゃの元の状態に戻るなら
深い意識の中を見直す必要がありそうですよ。

50代  Sさんのケース

パートナーシップの件でご相談を受けていたSさん。
片付けられない事も夫婦関係の問題の一つとのことでした。

片付けられない事で、感じる思いは

・「やっぱり私はだめなんだ」という自己嫌悪感
・「どうして私ばっかりやらないといけないの?」という怒り

イメージングで見えてきた深い意識の中

潜在意識を探っていくと
Sさんの中に、小さい頃「勘違い」してしまった
小さいSちゃんがいました。

「できないよ~」と言えば、
お母さんや、お姉さんがやってきて
やってもらえたのです。

でも、そのうちやってもらえなくなります。
成長しないといけませんから。

そうすると、Sちゃん、
「私は大切にされてない!愛されてない!」

そう感じるようになってしまったのです。

小さい頃の思いはそのまま生きている

問題はSちゃんの勘違いでした。

本来、自分でやらないといけない事なのに

「やってもらえるもの」と思うのは

子供に良くある、依存心です。

Sちゃんは、なまじっかお母さんやお姉さんに

助けを求めればやってもらえた為に、

それが当たり前(デフォルト)と記憶されていました。

そして、「自分でやりなさい」と、自律を促されると

「私は大切じゃないのね、愛されていないのね」

と、感じているのです。

とんでもないお子ちゃまですね!?

 

でも、結構多くの方に生じているのですよ。

依存心の弊害

翻って、今のご主人との問題です。

片付けに関して、Sさんの感じていた

・自分はできないという自己嫌悪
・何で私ばっかりという怒り

小さい頃、親に感じていたものと同じです。

その思いが「何でもやらされる」という被害者意識を増やし
自分でやろうとしないのでどんどん自己嫌悪になっていったのです。

自分が嫌いになると、ますます片付けなくなります。
片付けられないから自分が嫌いなのではなく、
自分が嫌いだから、片付けない・・。

 

パートナーシップが上手く行かない理由

「片付けられない」という一つの事象でしたが
これはパートナーシップが上手く行かない理由でもありました。

Sさんは親に求めていたものを
パートナーにそのまま求めていた事に
気が付かれました。

「パートナーなんだから、○○してくれて当たり前」
「やってくれないのは、愛していないからでしょ」

そうやって、うん十年も相手を責めていた事を自覚されたのです。

子供の自分の中に巣食う
大きな大きな依存心
被害者意識
愛の勘違い

 

 

そういったものから
自分を自由にして
片付けられない自分だけでなく
ご主人との温かい未来を手に入れたSさん。

どんどん自分の事が好きになり始めておられます。

 

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