無力感はどこからくるのか

思考の現実化

なぜか心の奥底にずっと無力感が消えない、
1人になると、夜になると無力感が襲ってくる、

その無力感を消そうとして、頑張ってみる。
無力じゃない自分を作る為に、がむしゃらに何かに打ち込んでみる。
でも、ずっと消えない「無力感」。

何をやっても消えない無力感を見て、絶望する。
その繰り返し。

でも、ここにたどり着いたら、もう大丈夫。
その無力感の正体と、その状態から脱する方法がちゃんとあります。

無力感の原型(種)は胎児

お母さんのお腹の中にいた頃の私たちは、満たされた状態ですね。
全て与えてもらえている状態。
泣いて要求する必要もない状態。

この状態は無力な状態と言えます。
つまり、胎児の状態というのが無力感とイコールなんです。

もちろん、い心地の悪い子宮もあるでしょうが、
それでも生きながらえているのは、満たされた状態にあるからです。

この胎児の状態というのは、完全に満たされているので
とても心地よいのですね。至福です。

そしてここから押し出される=生まれる、ということはどうでしょうか。
完全からマイナスになるのは容易に想像つくと思います。

あの頃に帰りたいですか?

無力感を感じている状態は、胎児の状態、と聞いてどう感じますか?

表層意識でポジティブに頑張っても、意識の深い所で
「あの頃に帰りたいよ~」と思考しているとすれば??

本当に、あの頃に帰りたいですか? これとても重要です。

胎児の頃は、完全に母親に全てをゆだねて生きているので、
何もしなくても済みました。
何なら、ずっとこのまんま生きて行けるなら楽ちんでいいな~
という状態。

でも、全て母親頼み。
母親が誤って薬剤をとれば、中毒にもなり、
母親が落ち込んで、命を絶つような事があれば、肉体が無くなります。

全て母親次第で、自分は選択の自由が無い状態です。
そんなの嫌ですよね。

あの頃に帰りたいと願ったのは、
あなたの言わばインナーチャイルド(子供脳)の願いだったのです。

私達は選択して状況をコントロールできると知る

生まれたら、最初は促されながらも、自らの意志で成長していくのです。
そのことを、「選択して」生きて行くと決めることができます。

もう、自分は無力な状態を欲していない。
あの頃に帰ることは選択しない。

自ら成長すると決める。



無力感を感じている状態にあるとは、
どこかに被害者意識を感じている状態です。
だれかのせいで、何かのせいで、こんな無力な自分になった。
そして、何もしなくても全てを得ていた胎児のように、
「しなくてもよい」というメリット(甘い汁)が必ずあります。


そこを認めるのは辛いかもしれませんが、
自分でこうありたいという状態を選択していけると認識して、
成長すると決めてくださいね。

うまくいかない時は、潜在意識ナビゲーターがお手伝いします。

参考文献 関西学院大学 加藤雄士 フラクタル心理学の理論的考察 http://hdl.handle.net/10236/00029169

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